こもって練習中!

2/11京都の本番あと、2/19から東京へ行ってきました。まずは、ヤナチェークの「利口なメギツネ」の日本語版「あいつは利口な女きつね」を世田谷パプリシアターで観てきました。今までのこんにゃく座とは毛色が違っていて、挑戦なんでしょうね。少し音楽に物足りなさも感じました。ヤナチェークはドビュッシーと同時代の人ですし、音色が美しいので、もっとオケの音色が豊富だったら、森の世界観が美しく作れたのに・・・と思いました。バレーの要素が強いというか、音楽も美しいメロディが多いだけにもったいなく思いました。

 

その翌日から私の稽古です。横浜を拠点に、2日間稽古に通いました。ただこちらが勉強不足で、自分の甘さに反省しています。2日間の時訓のあと、先週、大阪で学校公演があったらしくそのあと自宅に来ていただいて稽古してもらえました。ようやく大石さんが意図していることが読めてきました。言葉を柔らかく、言葉に音楽が乗ったように滑らかな語り口を求められます。これは、ラヴェルの散文を使う時にも要求されていることと同じだと、今日は腑に落ちました。

言葉が繋がってくると、文が音楽を作ってくれるし、心情も生き生きしてくる。このコツが掴めたことで、次回5/1の稽古まで、役所を押さえて稽古に励みます。50ページもあるよだかの楽譜の量に、なかなか先に進めないでいましたが、ようやく最後まで暗譜も目前になってきたので見通しがついてきたようでちょっとホッとしています。毎日、きょうの課題を書き出して、これから、「フォンテーヌ」「ヴィエネールおはなしうた」そして「博物誌」それに「よだか」を並行し暗譜していかなければなりません。

一日が40時間ほどほしい気分ですが、やれるだけ、また焦らずに一つひとつクリアーしていきます。どうぞ、応援してください~!