久し振りの投稿になってしまいました。
昨夜は、教え子の生徒ちゃんが大学最後のコンサートを開くというので京都まで聴きに行ってきました。念願の京芸へ入学して、あと1か月で卒業。早いものです。
今日は門下の先生が企画され、同期4名で開くコンサートがありました。内容は院生の披露演奏かと見まちがうほど素晴らしかったでした。歌う技術がしっかり出来ている人ばかりで、私たちの大学の頃と大違い。難曲ばかりで、持ち時間も20分と院生レヴェル。前半は日本歌曲。私がリサイタルに歌った「4つの夕暮れの歌」に「ほうすけのひよこ」もあり、これらを大学4回生が歌うのか~と驚いた。大石さんから散々レクチャー受けた思い出の曲たち。若い力漲る演奏に、少し光さんの音楽の捉え方の違いを感じたりしたが、これに挑戦させる先生も凄いなあと思った。最後は小林秀雄の「山辺の花に寄せて」。曲が進むにしたがって、詩と心の感情が重なっていき、大学生とは思えない情感たっぷりの演奏だった。
打って変わって、二部はオペラ二重唱。こちらは若さ爆発で皆さん明るくて楽しそう!
いい仲間に恵まれて学生時代を送ったんだね、生徒ちゃん。4月からは社会人になるそうですが、音楽を続けていける会社に就職したようで、これからも楽しみです。
ホームページを開けるのが久しぶりになりました。
リサイタルから3か月も過ぎました。
今になってですが、忘備録のように足跡を残しておきたいと思います。
67才でリサイタル。それも、かなりハードなプログラム。
それが、1か月前頃から鼻炎が酷くなってきて、何軒も耳鼻科を梯子して薬を試してみたけど一向に治らず。
耳まで違和感が出てきて体調は不安そのものでした。
歌うと耳にぐわ~んと響くのでそう何時間も歌えず、これが益々不安へとストレスが倍増。
特に「よだかの星」は通すと30分かかる超大作。一日に1回通せばよい方で、なかなか最後まで歌いきれていなかった。
歌えきれてないという不安がまたストレスになり、それが鼻炎の症状を改善されないという悪循環。
リサイタルは自分のメンタルとの戦いだと思う。
言葉を読む練習しかできない日が続いた。
本番10日ほど前、川西の菊さんのお宅をお借りして「ランスルー」をした。この時、なんとか人前で最後まで歌い通すことが出来た。
通せたことが心の支えになって、なんとかやれる!と思えた。
友人のアドヴァイスも有難かった。
1人ではない、皆に支えられてリサイタルをするのだと思えたこと、それが大きな支えとなった。
朗読のお手伝いをしてくれた友人にも感謝です。
それからなにより、ピアニストの田中君には多大な感謝です。
和音がはまらない、パルスわからなくなる不安、もちらん歌詞も落ちまくり・・・。
そのなか、彼が適格なアドヴァイスをくれて、本番も、何度も危ない局面をサポートしてくれたことは、感謝の言葉では言い尽くせない。
今になって、もう一度やりたい気持ちが沸いてきている。特に「よだかの星」をもう一度歌いたい。
懲りないんだよな。あんなに苦しんだ一か月だったのに、本番は楽しかったし~!
私も聴衆の方も、会場全体にエネルギーが満ち溢れていた。会場が一体となれた満足感。
このリサイタルのあと確かに歌い方が変わった。
この年でもまだ変化できる面白さ!
2/11京都の本番あと、2/19から東京へ行ってきました。まずは、ヤナチェークの「利口なメギツネ」の日本語版「あいつは利口な女きつね」を世田谷パプリシアターで観てきました。今までのこんにゃく座とは毛色が違っていて、挑戦なんでしょうね。少し音楽に物足りなさも感じました。ヤナチェークはドビュッシーと同時代の人ですし、音色が美しいので、もっとオケの音色が豊富だったら、森の世界観が美しく作れたのに・・・と思いました。バレーの要素が強いというか、音楽も美しいメロディが多いだけにもったいなく思いました。
その翌日から私の稽古です。横浜を拠点に、2日間稽古に通いました。ただこちらが勉強不足で、自分の甘さに反省しています。2日間の時訓のあと、先週、大阪で学校公演があったらしくそのあと自宅に来ていただいて稽古してもらえました。ようやく大石さんが意図していることが読めてきました。言葉を柔らかく、言葉に音楽が乗ったように滑らかな語り口を求められます。これは、ラヴェルの散文を使う時にも要求されていることと同じだと、今日は腑に落ちました。
言葉が繋がってくると、文が音楽を作ってくれるし、心情も生き生きしてくる。このコツが掴めたことで、次回5/1の稽古まで、役所を押さえて稽古に励みます。50ページもあるよだかの楽譜の量に、なかなか先に進めないでいましたが、ようやく最後まで暗譜も目前になってきたので見通しがついてきたようでちょっとホッとしています。毎日、きょうの課題を書き出して、これから、「フォンテーヌ」「ヴィエネールおはなしうた」そして「博物誌」それに「よだか」を並行し暗譜していかなければなりません。
一日が40時間ほどほしい気分ですが、やれるだけ、また焦らずに一つひとつクリアーしていきます。どうぞ、応援してください~!
随分ご無沙汰してしまいました。元気で頑張っています!
今年は6年ぶりにリサイタルをします。66歳ですよ。本当に長い間歌ってきました。集大成のつもりで精魂込めて致します。
どうぞ、予定を開けて聴きに来てくださいね!
6月30日(金)19時開演 天満教会
この17日~23日までレッスンやワークショップの連続で疲れました。リサイタル向け第1弾の稽古でした。
まだまだピアノと旨くかみ合わないし、この老体のコントロールも難しいけど、とにかくリサイタルに向けて踏み出しました。
もう引き戻せません、やるしかないです。
この先のスケジュールは
2月11日(祝)京都左京区 ホーレンダー&ヴィエネール本番
3月22日(水)兵庫芸文 ソワレの会30周年 ラヴェル博物誌本番
4月2日(土)六甲里音夢 キャバレコンサート ラフォンテーヌ寓話集本番
4月27日(金)兵庫芸文 グランソワレ ほーレンダー&ラヴェルのセット本番
この4回の本番でリサイタル前半プログラムを仕上げる
2月19日~21日:リサイタル後半の一人語りオペラ「よだかの星」の稽古に東京へ行く
5月は「よだかの星」の立ち稽古の予定
6月全体の通し稽古
こんな感じです!
なかなかハードです。
本番を重ねながらリサイタルの準備をしていきます。
皆さま、是非、予定を開けいらしてくださいね!
今回、ビデオを業者さんにお願いしたので、個人の写真や集合写真は頼まなかったのですが、生徒さんのご家族がたくさん写真をラインに上げてくださって、もうプロ顔負けのお写真です!その中から私のお気に入りの写真を載せて置こう!
「セロ弾きのゴーシュ」ネズミのおっかさん、
子ネズミが病気になって死にそうだったのですが、ゴーシュが弾くセロの中に入ってゴーシュのセロを聴くと、元気になった~!と大喜びする場面です。やっぱり音楽って人を癒す効果あるよね!
私のムチャぶりでてんこ盛りの発表会になりましたが、なんとか無事に終わりほっとしました。講師の先生方がよくサポートしてくれて、いい先生方に恵まれているなあとつくづく思います。特にコーラス、オペラとかなりの量のピアノパートに付き合ってくれた松下先生には本当に感謝しています。長時間の稽古に付き合ってくれて、ダメ出しも相互いっぱいして、いい仲間関係が作れているのもやり易いです。この教室の開設当初からだからもう8年になります。彼女の伴奏も変わってきました。歌に合わせて弾くピアノでなくなってきているのが嬉しいです。骨太になってきたなあと思います。私を第2のお母さんと言ってくれるのも嬉しいものです。
オペラは結構大変でした。4月8日のドビュッシーの本番が終わって暗譜をはじめ、1週間前の4月23日に演出家の振りがついて、まったく1週間足らずで仕上げたようなもの。皆、他の本番と掛け持ちしているし、そのタイトな時間の中でよく仕上げてくれたと思います。さすがにプロだなあと思いました。限られた稽古の中で、4人でそれぞれ問題点を出しながら修正して本番に持って行く。仲間関係がうまくいったことが本番に現れたなあと感じました。
コーラスも楽しく演奏できました。初舞台の方が3分の1程度いらして、アンサンブルはまだまだこれからですが、皆さんいい表情で歌われました。これからは、声を合わせていくこと、お互いをよく聞き合うことを目標に練習していきましょう。
ソロの演奏は、子供たちの音楽に向かう姿勢に感動しました。いいレッスンを受けているなあと感じました。
声楽も本番を重ねるごとに、声の変化を感じるかたが少なからずありました。歌は点ではなく線なのだということ。それを息で描いていくんだということ。アンサンブルは面であり立体であると感じました。わかるかなあ?
久しぶりの投稿になってしまいました。
ベル音楽サロンのコーラス団体、「ベルクール」がなかなかいい感じに育ってきています!
5月1日の発表会で久しぶりに発表します。
2019年の学園前ホールの発表から3年。新しいメンバーが加わり勢いが出てきて、いいグループになってきてます。
今回もこんにゃく座のソングから、フルート、クラリネットの助奏付きで歌います。
今日の練習は、舞台の場ミリして、立ち位置を決め、動線を整理してみました。
大石さんに習うようになってから、私の教え方も変わりました。
大石さんならどういうだろう・・・をいつも考えている気がする。
きっちり音符通り正しく歌うことに時間を使うより、この曲のもつ意味、言葉の中に隠れている気持ちを伝えていく方が、歌が格段に生きてくる
。そして、皆の目つきも真剣になってくる。
こちらもいい勉強をさせてもらっています。
「夢の番人」
「十二月の歌」
「風がおもてで呼んでいる」(スイートメモリー)
「電車」(スイートメモリー)
「幸福」(たんぽぽ)
「銀河の底でうたわれた愛の歌」(たんぽぽ)
「こんなにたしかに」
「ケンタウルスの祭」
以上を、ステージ仕立てにして歌います。
是非、ご覧ください!
また私は、「セロ弾きゴーシュ」に出ます。
こちらもめちゃくちゃ楽しいですよ!
2022年前半は歌いまくります。
去年あたりから声の老化?が進み、声が枯れ、響きが貧弱で、辞め時を考えていた私ですが、音声の先生から「確かに声帯の後ろの食道に浮腫はあるけど、声帯は奇麗だから、どんどん歌っていきなさい!まだまだ歌えますよ!」っと言われたことで、俄然、今年は本番を一杯入れてしまいました。
歌うことで声帯の柔らかさを取り戻していこうと思ったわけです。
まず第1弾はこれです。
オブラドルス作曲 スペイン古典歌曲集から7曲を歌います。
15年前に「スペインの旅」と題するリサイタルをフェニックスホールで行ったときのプログラムにも入れていました。この時はピアニストと共に、マドリッド、バルセロナへレッスンを受けに行き、結構頑張っていました。
今回、どこまで出来るか、再挑戦します。
このあと、3月フォーレ、4月ドビュッシー、5月ルコックと続きます。
その合間に、5月1日の発表会でゲストの歌い手たちと、オペラ「セロ弾きゴーシュ」のハイライトをします。
コロナオミクロンの脅威もありますが、こうして歌えることに感謝して、今年も頑張っていきます。
明けましておめでとうございます!
私は、事もあろうか、ベッドの中で年越ししました。
大晦日の午後から急に体調を崩し、胃腸炎を起こしたのか、微熱が出てお腹の調子が悪く、飲まず食わずの年末年始でした。こんな年越しは初めてです。
胆石を切除してから、冬は特に消化力が落ちて、胃腸が悪いです。
腹いっぱいご馳走を食べる!ということが出来なくなってしまいました。
今年は「足るを知る」精神で乗り切ろうと思います。
欲張らずに、地道に日々を過ごしていきたい思っています。
本年もどうぞ宜しくお願いも仕上げます。
磯島朋子
今年も残すところ後一日。
今日、うちの電子ピアノがお嫁入していきました。
老人ホームのボランティアコンサートのために10年以上前に購入したもの。でもまだまだ十分活躍してくれるものです。
クリスマスの時期は、電子ピアノを車に乗せ、あっちこっちの老人ホームへ「歌の贈りもの」を届けにいったものです。それが昨年より演奏が出来なくなって、電子ピアノは倉庫の中。
老人ホームに寄付しようかなあ・・・と考えていた矢先でした。
一昨日、ピアノレンタルに来られた方と帰り際立ち話をしていたら、「半導体不足で電子ピアノの在庫がなくてピアノが買えないのです」とおっしゃったものだから、「それなら、うちに電子ピアノがあるので、使ってください!」と即座に申し出ました。
4歳の女の子もお母様も大喜びで、今日早速引き取りに来られました。
良かったわね!もらい手が決まって!大切に使ってもらえたら嬉しいです。
そんなこんなで、コロナ禍に見舞われた2021年も過ぎていこうとしています。
2022年がどうか明るい年でありますように・・・。
やっとコーラスの発表会が出来ました!内輪だけのコンサートでしたが、久しぶりにマスクをはずして歌い、閉塞感から抜け出した感じ!
私も久しぶりの本番指揮で、皆と音楽で一つになれた感じがして嬉しかったです!
スイートメモリーは、新しいメンバーを加えてより一致団結感が増して、ラッターのキャロルが心地よい響きでした!
たんぽぽの歌った「群青」のメッセージに心が響いて涙ぐむ人もあり、やはり歌はいいなあと思いました。
そして、ベルクールはメンバーの入れ替わりがあり新結成したグループでの発表でしたが、今まで以上に声のバランスがよくなり、特に一番てこずった「もののけ姫」のハーモニーがとてもよくて、私も感動しました。
ピアノ伴奏は松下先生です。いつも柔らかい音で満たしてくれてコーラスにはなくてはならない人になっています。
照明ライトがつかなくて逆光で写真写りがいまいちですみません。
次は来年5月1日の発表会に演奏します!
胆石手術後、腸内環境が変わったのか、よく逆流性食道炎を起こします。
みぞおちにガスが溜まって苦しかったり、きりきり痛んだりと、もう持病になってしまいました。食事は気を付けているのですが、もともと大食漢で人一倍食べることに興味があるから、よくなってはまた食べるの‥の繰り返しで、困ったものです。
最近、歌が歌えなくて、思うように声が伸びなくて、またビブラートが酷く掛ってしまったり・・、これも歳のせいか・・・と終い時を考える日々もありました。
声の鳴りは逆流性食道炎が大きく関係していることを知りました。
声帯は食道に繋がっているのです。
食道が腫れてむくんでいるとそりゃ声帯もむくんで動きが悪くなる・・・。
筋肉はみんな繋がっているということです。
30日は、半年ぶりの本番です。
まったく歌の声にならないし、試行錯誤の毎日でしたが、ちょっと光が見えてきました。
横隔膜を最大限に使い、息の流れを使い声帯の振動を意識。
そして声を前へ浮かすように流す。決して音を鳴らそうせずに、フレーズに言葉を乗せて語尾を飛ばす。そして3拍子感をもって回すように・・・。
しなければいけない方向が見えてきたので、なんとかこのまま歌えそう!
アドヴァイスをくれるピアニストに感謝です。
11月30日(火)19時開演 兵庫文化芸術センター小ホール
私は ミニョンの歌4曲を歌います。
シューマン歌曲は、もうずいぶん自分のレパートリーとなっているのでスタイルは熟知しているはず。
身体に感じるシューマンの音楽を歌詞の言葉で表現しよう!
今回は、スイートメモリーや、声楽の生徒さんが沢山来てくれるので嬉しい。
これからも続いて歌っていけるか、声の過渡期にある私の挑戦です。
久しぶりのブログになってしまいました。
私、9月からフルートを習いだしました。もちろん、ベル音楽サロンの教室でです。
折角、ここにいい先生が来てくれているのに習わないのはもったいないと・・・。
私もフルートの生徒に入れて頂きました。60の手習いでフルートです(^_-)-☆
教えて頂くのは窪田香織先生です。
先生には楽器の選定にも付き合って頂きました。
フルーティストというとなんだか繊細で華奢なイメージですが、香織先生はとてもかわいいのですが、見た目よりは骨太で筋肉質で豪傑な感じ。飾らない明るさを持ってられるので惹きつけられます。
パワーある方だなあと思いました。月1回のレッスンだからまだ2回受けただけですが、楽しいです。
声楽との共通点も多くて、どういう息を楽器へ響かせればいい音が鳴るか、試行錯誤しています。
前回のレッスンで、息漏れが多くて音があまりいい響きにならなくてちょっとガッカリだったので、私なりに色々研究(笑)しました!
とにかくやたらめっぽうに息を吹き付けていたらダメですね。
手のひらに息を当ててみて息が点にあたるのを確認して、それと同じ感覚でマウスピースの口形の後ろのエッジにあてる。ピンポイントで息があたるとうまい具合に音が響く。はは~ん!なるほどね!!!
こうして自分で発見できると面白いのです。
声楽の練習もこんな感じで自分の声の場所を確認していたなあ。
5月の発表会でデビューしたいと目論んでますが、どうなりますやら
・・・。
もうひとつ嬉しかったこと!
声楽の生徒さんのご家族が聴きに来てくれて、小学2年生の妹ちゃんが書いたこんな絵日記を送ってくれました!かわいいね!!!
舞台の大道具の木もまったくこの通りで、座席の色も緑で、よく見てますよね。この場面は娘らしいです。
そしてその後、兄弟で「森は生きている」ごっこをして遊んでたらしい。妹ちゃんは女王がお気に入りだったらしく、女王と博士ごっこでもしてたのかなあ~。
今回、場内がとても静かで、小さなお子さんも多かったのに、ざわざわする感じが全くなくて、子供たちが真剣に聞いてくれたのがとっても嬉しいです。子供って正直で、面白ければ真剣に聞いてくれます。今回も笑えるところはクスクス笑い声が聞こえてきたし、とても反応がよくてやりやすかったです。子供に媚びることは一切してないのに、子供たちにも通じるものがあったということが嬉しいでした。
オペラ「森が生きている」が終わって2週間以上が経ちました。お陰様で感染の報告は聞かないのでひと安心です。
こんな時世の中でよく開催できたと思います。
有難いことに各方面から賞賛の声を沢山頂いています。
私は制作責任者であり、音楽監督であり、演者であり・・・と本当に大変でしたが、よく我慢の子でいたと自分で自分を褒めてあげています。
ようやく事後処理もあとわずかのところまで来ました。
すると張り詰めていた身体に溜め込んでいたものが膨れだしたのか、身体の調子があまりよくないです。
どうやら過敏性大腸炎の再発かもしれません。本当にストレスに弱い身体やなあと思います。
だのにこういうことをやりだしてしまうから仕方がない性分です。
久しぶりの投稿になりました。皆様、お変わりありませんか?
コロナ感染が止むところ知らずで、大阪ではもう非常事態となっています。とにかく個人一人一人が感染しない努力をして乗り切るしかないです。ワクチン接種が待ち遠しいです。
「森は生きている」の素敵なチラシが出来上がりました。
ここまで来るのが大変でしたが、やっと本番までの道が見えてきました。これからもひとつひとつ我慢強く対処して、無事に開催できるよう努めたいと思います。
ただこのところの私は慢性的な胃炎に悩まされて(これもストレスなんだろう)この連休は骨休めにはちょうどいいです!
今回は再演なので、みな内容は熟知しているので練習は捗っています。コロナ禍だけど、皆のモチベーションは高く、今回も舞台美術に衣装、全て手作りで、どんどんアイデアが出てきて楽しみです。
大阪からは少し遠いですが、皆さま、ぜひ、お越しください!
チケットは私の方でも取り扱っていますので、どうぞお声がけください。
暫くぶりの投稿になってしまいました。
今年は春の訪れが急ぎ足で、桜もちらほら咲きだし、サロンのお庭のチューリップも蕾が膨らみだしました。
3月は別れの時でもありますね。
ここ数年、ずっと受験生のお世話をしてきて、この時期ちょっと辛い時でもあります。
私の手元から離れ、希望の大学へそれぞれ巣立っていく時です。
この1年間毎週通ってきていた月花ちゃんも、とうとうあと1回のレッスンでお別れです。
本当に歌が大好きで、練習量はきっと半端ないくらい歌い込んでくるし、それに音楽的なセンスも抜群で、吸収力も凄くてレッスンしていてとても楽しかったです。
これから先の成長が楽しみで仕方がない生徒です。
活躍を祈りたいと思います。
また、4月からオペラ研修所へ通いだす生徒もいます。
個人のレッスンでは経験できないことを体験してくれたらと思います。
個人の生徒さんが門出していき少し寂しくなりますが、また新規の生徒さんとの出会いも楽しみにしています。
ピアノ、フルート、クラリネット、ヴァイオリンの新規生徒さんも大募集です!
緊急事態宣言を受けて、ベルクールとたんぽぽはお休み、スイートメモリーは人数が少ないので、練習続行。
少し時間が空いたので、ガンガン自分の練習をしています。
声は相変わらずで、歌いだしはまだ伸びませんが、30分もすると伸びる様になってきました。かなり体を張って、頭を後ろに身体を反らせて歌っています。
前かがみになってはいけません。結局これも老化現象の一つ。背中が丸まって頭が前に出てくると声帯は鳴りません。その辺のコツは掴めてきました!
これも教える側に回ったら引き出しが増えたようなもの。
とにかく「リーダークライス」12曲を、日々暗譜の練習。前半はなんとか覚えてるけど、後半に行くほど忘れている。一日1曲を覚えるつもりで、歌っては書いて、また歌詞を朗読して・・・。
リーダークライスは内容が似ているので、キーワードが同じ曲が多い。
森、ナイチンゲール、孤独、雲、ざわめき、月の光、夜、小川、狩人・・・。
後、1か月あるので何とかメドがついてきたかなあ。人生、あと何回本番に立てるか・・・。やれるだけやります!
ということで、コロナ禍の最中ではありますが、感染予防万全にしていますので、ぜひ聴きにいらしてください。
2月25日(木)兵庫芸術文化センター 小ホール
シューマンオンリーのプログラムです。
開演時間は1時間早まり、18時から(17時30分開場)になりました。
私はトップバッターです。ほぼ30分かかります。私の後で1部休憩になります。
チケットご入用の方はお知らせください。宜しくお願い致します。
私の今年の目標は、しっかり本番を積むこと。コロナ禍ではありますが・・・。
昨年は教える方に終始し、私自身が本気で歌を歌わなかった( ;∀;)
コロナ禍で本番がなくなり、自分の練習が疎かになって、しっかり体を使って声を出さなくなり、見事に声帯が老化してきてる。
年末から耳、鼻の状態が悪くて、強い薬も使ったのだから声が鳴らないのも仕方ないだろう・・・と思っていたけど、それは間違いだと気が付いた。
歌ってこなかったからこうなったのだと。
実際、ファイバースコープでみると、声帯の回りに浮腫はあった。
これが原因で声が伸びないのはそうだと思う。
逆流性食道炎の影響か、また鼻炎の影響か、それはわからない。
でもこの状態で放置していくと、この先私はこの枯れた声のまま終わる気がしてきた。
いや、待てよ、それはできない。
2021年は本番を沢山引き受けたし、2月には25日が「リーダークライス」、27日がヴォルフマラソン・ゲーテで、
合計で18曲歌わなくてはならない。
このままだと、2晩ともキャンセルすることになる。
プログラムに穴が開くことは許されない。代役なんて無理だし。
このご時世だから観客はゼロに近い数字かもしれないけど、そんなことは関係ない。
ステージにたつことに変わりない。
・・・と言うことで、まだ浮腫はあるけど、ガンガン練習をしだした。
あがいてあがいて、まともな声が出ないけど、この2週間あがいてあがいて・・・。
そうこうしているうちに、ちょっと閃いた!
画像で見ると、声帯の後ろ、食道のあたりがむくんでいたわけで、私の感覚でも声帯後ろが首にへばりついている感じがわかる。
そうなるとそのへばりを離す感覚・・・?
そして頭を上向きにして声帯を後ろへひっぱり・・?
声帯の周りの空間を採る感覚・・・?
私の声帯は長くて大きいらしい。
だから声帯が貧弱になると余計にたわんでくる気がする。
字に書くとヘンだけど、あらゆる角度で声帯の周りを離して、声帯の回りを拡げて拡げて・・
そうこうしていくと、なんだか前のような伸びる声が聞こえだした。
あっ!これだわ!
と、方向性が掴めてきて、それからは声の鳴り方がかわってきた。
荒治療だけど、ここまでしないと声は戻らない。
それも一日さぼるとまたへばりついた声に戻る。
歌っては休み、歌っては休み・・・。
声の老化は経験しないとわからない。
恩師も こんな経験しながら歌い続けられたのだろうなあ。
改めて偉大さを感じた。
これからはこの老化と戦っていくのか・・・!
久しぶりの投稿になります。
2021年が開けてもう18日が経ちました。コロナ拡大は止まるところ知らず。でも私は日常を過ごしています。
今のところ、私の関係者に感染者はなく、レッスンは登場通り行っています。
ただ、「たんぽぽ」は1月はお休みになりました。心配される方が多かったので。
2021年も当分はこの状態が続くのでしょうね。
感染予防を取りながら、人込みはできるだけ避け、粛々と日常を過ごしたいと思っています。
今年も宜しくお願い致します。
第16回発表会が終わりました。
今年は、前日のリハーサルから始まって、2日間、本当に皆様お疲れさまでした。いつもは、大人の声楽の生徒さんのピアノ合わせを兼ねて、前日の夜間をリハーサルに充てているのですが(本番直前のリハーサルは子供たちの部があるので出来ないから前日夜に)、今回は、コロナで延期になった5月、振替日を検討した時、たまたま12月27日が空いているのがわかり、その前日も空きがあったので、大急ぎで夜間だけのつもりが、調律の時間もとれるか・・・と、午後夜間と長時間を発表会として確保しました。
そのおかげで、前日に子供達の本番さながらの通しリハサールが出来たし、ホールスタッフさんとも念入りに打ち合わせが出来たし、なにより、大ホールにあるスタンウエイのフルコンを二日間借りれて、フルコンの美しい響きに包まれた二日間は至極の時でした。
打ち合わせに来た時ホール見学させてもらうと、ホールというより、まったくのスタジオで、響きはダッド!もう大きな防音室のよう。音はこもるし、こりゃ困ったなあ・・・と頭を抱えました。
舞台袖もないし、まあ防音された箱ものです。帰りがけどうしたものか・・・と悩みました。
今回、二日間借りているし、ピアノはスタンウエイでお願いしたし、調律は必ず必要だし・・・ピアノ代だけでも8万はする。ここに音響をいれると想像できない値段がかかる。でも、素人の生徒さんにとってここはあまりにも歌いにくいし、なんとか手を打たなければ・・。とホールに二たび相談。すると、音響技術の方が、この予算の中でできる方向を考えると言ってくださいました。
そうして前日のリハーサル。音響さんが天井に1つマイクを埋め込んで音量調節をしてく下さった。オペラの場合、床に埋め込みとかあるけど、天井のライトの間に埋め込みが出来るとはさすがに新しいホールです。
私は、以前の「森は生きている」公演でも学習したけど、いかに舞台スタッフさんと友好的に仕事が出来るかが、公演を成功出来るかの分かれ目だと思っている。昔は私の言い分を通して、こういう風にしてください!と高飛車に出てた気がするけど、ADさんも技術やとしてもプロ意識が高い。なによりホールを知っているのはここのスタッフだし、それに最近は音大出の舞台関係の人が多く、今回の音響さんも声楽出身らしい。音には敏感なところがあると思う。出来るだけ音響さんに任せて、言われたことのみを私がする。そんな感じで友好的に付き合うと、とても熱心に仕事をして下さる。今回も全くそうで、打ち合わせで感じた音とはまったく違う、それでいて、マイクが仕込んであるとは微塵も感じないホール自体の残響をつくってくれました。本当に感謝です。
演奏のほうは、子供たちは、それぞれ去年からの成長を感じて嬉しかったです。
今回、ピアノがスタンウエイのフルコンで、まあ私達からしたら贅沢な経験ですが、ピアノ自体の美しい音を感じ、お友達となり、音に慈しみ、心から音を紡いでいる姿は感動モノでした。
また、1年で凄く上達した生徒もいて脱帽しました。脚ペダルのトラブルがあり、折角集中して弾いていたのに可哀そうなことをした生徒さんもありました。
それから何より、皆さん、聴く姿勢のいいこと!うちのサロンの生徒さんは優秀です。
人の演奏をじっくり聞ける子は必ず伸びます。ロビーでふざけている生徒さんは誰もいませんでした。
何より誇れるのは、うちの講師さんが優秀なこと。教える、演奏する技術だけでなく、人間的にも素晴らしい先生方です。
生徒さんが増えるのもわかります。
二人のピアノの先生には、大人の声楽の部でも、伴奏で大活躍してもらいました。年々、ピアノアシストも素晴らしくなっていると感じます。
長くなりますが、声楽の生徒さんも頑張りました。やはり日々のレッスンが実を結んできているように思います。
長年練習を積んでもうまくいかないことは多いです。
でも苦しんで、苦しんで、もがいて、私と共に悩んで、これが成長につながると思います。
身体を開放すること。身体の中から音楽を表現すること、そこに喜びを感じてほしいと思いました。
このところの超過密な毎日ですが、なんとか体調を維持しています。
今、年末から来年に向けて、並行して4つの事業を抱えてます。
ひとつひとつ段取りして取り組んでいきます。
その中の一つ、教室の一大イベントの発表会が、年末の押し迫った27日にあります。
コロナ感染者が爆発的に増加して不安ですが、粛々と行おうと思っています。
もちろん感染予防は徹底して行いますが、無事にその日が迎えられるか、誰も感染者になりませんように・・・祈るばかりです。
今年の場所は、フェニーチェ堺の大スタジオ。
はじめての会場です。昨年秋にオープンしたばかりでセキュリティがなかなか厳しくて、おまけにコロナ禍の最中での開催で神経をすり減らします。
それでも、小学生の部19名、2部には受験の高校生に大学生、そして大人の声楽やピアノの演奏で19名。それに歌のアンサンブル2組と多彩です。
1部、2部の入れ替えで入場制限70名。
まあ、なんとかやれそうです。
前日のリハーサルと、本番11時から16時まで。スタッフの先生方と力を合わせて乗り切ります。
私も歌います。
準備がひと段落した今から、やっと自分の練習です!
高校生のTちゃん。見事、希望の同志社女子大学声楽科に合格しました!
将来はミュージカル歌手になりたいそうですが、まずは大学4年間、声楽をみっちり学んで足固めを行います。
彼女の凄いところは、動じないこと。
小さい体で飄々と、高音もなんの苦も無く歌いきります。
歌うことが大好きな様子が姿から見て取れます。
大学受験の際、受験票提出2週間前に自由曲をオペラアリアに変えた時もまったく動じなく、こちらの曲のほうが好きなので、こちらを歌います!・・と、1週間で譜読みして、2週間目には暗譜をやってのけました。
どんどん声が伸びだしてきたので、私もちょっと勇気が要ったのですが賭けをして背伸びした曲を与えたのです。
が、急な変更にも動じず、ものの見事にやってのけたのには、この私も感服しました!
まず絶対に「出来ません!」は言わない。いつも「やります!」です。
そして、12月4日はクラシックコンクール全国大会に出演します。
高校生女子の部、総勢出演50名。
私も東京へ行って全国から集まった高校生の歌を聴きたかったけど、今回はコロナ禍で無観客。
どんどん進化していく彼女。思いっきり自分の世界を歌いきってくれたらなあ。
コロナ感染がまた拡がってきましたね。
一抹の不安はありますが、いよいよ、2021年度「森は生きている」の稽古が始まります。
14日に演出家大石さんが来られ、ソリスト初顔合わせがあります。
ソリスト陣は前回と様変わりして、とてもフレッシュです。
来年に向けてどんな「森は生きている」が出来上がっていくのか、楽しみです。
今回は、費用が半端なく掛かります。
東京から演出家をお呼びして、900席以上キャパの大ホールを借りて、本公演!
なかなかハードルが高い一大事業です。
オペラを立ち上げるのは、それはそれは大変なことです。
団員の力だけでは限界があります。
そこで、私は助成金の申請手続きをしました。
アマチュアの地域文化振興のための助成金を申請しました。
こういう手続きはとても苦手な私ですが、推敲に推敲を重ね、今出来る納得いく申請書を書いたつもりです。
採択はともあれ、よくぞコーラスタイムが、助成金を申請できる団になってくれたことに感謝です。
12年前、こんなことが出来る団体になるとは夢にも思っていなかったし、私自身にもそんな大それた力はなかったけど、
私もこの12年間で成長しました。
私自身の成長のために共に歩いてくれたコーラスタイムです。
アマチュアのおばちゃん達がどこまで出来るか、挑戦でもあります。
どうか、皆さまも応援してやってください。
2021年8月8日(日)文化パルク城陽 プラムホールです。
入場料:1000円
今後、協賛者、またプログラム広告掲載募集などをしていくつもりです。
どうぞ、お力添えを宜しくお願い致します。
昨日はクラシックコンクール本選でした。私の生徒が二人出場し、二人とも優秀賞を頂きました!
今回、偶然にも私に審査員依頼の電話があって、生徒が出場しても問題ないと言われたので、生徒が出場する日の審査員も引き受けました。
クラコンの審査は久しぶりで、本選の審査は2度目です。
予選はほぼ全員が通過するのであまり負担はないのですが、本選はやはり気を使います。
80点以上が合格なのですが、ただ、少しシステムが変わったみたいで、今年の説明ではかなり甘くなったなあ~という印象です。
今回の審査員4名は若手の方ばかりで私が最年長。以前はベテラン級の先生方でしたが・・・。
地区の大会によって差はあるでしょうね。
4名の審査員の上と下の点数がカットされ、中二人の平均が結果点数となります。
私は生徒が出るので点は甘くなり、多分私の点数がカットされると思ったら、案外、私の点数が辛かったりして・・。
結果は、ほぼ私がつけた点数が結果になりました。妥当な結果だと思います。
生徒の二人は、必ずしも最高の演奏ではなかったです。
レッスンでは失敗したことがなかったところがうまくいかなかったり、
一人は体調が万全でなく、歌いだしが声にならなくて焦ったように思いました。
が、後半良くなってきたので滑り込みセーフといったところかな。
聴きながらヤキモキしました。
高校生のレヴェルは、とにかく発声です。
きれいな声で歌っているのだけど息が入ってなくて、喉の力だけで歌っている方は通りません。
正しい発声が身につくかはこの学年で大事なところ。
大学生でも、喉で押して歌ってる人には、私は辛い点を付けました。
今回、一般の人二人は聴きごたえがありました。
一人はいいところまで行かれるだろうなあと予想します。
中学生で、体と共鳴体が一体となったしっかりした発声で、言葉も明瞭で落ち着いている方がいて、
この人は将来が楽しみだなあと思いました。
私の生徒の弱点もしっかり把握できました。
一人は、12月に東京である全国大会を受けたいと言ってます。
全国は今回のような甘い採点ではないでしょう。
高校生のつわものの歌い手が勢ぞろいすることでしょう。
自分と同学年の人たちの全国レヴェルの歌を聴いて感じ取ってきてほしいと思います。
11月は大学入試もありますし、全国大会の曲の準備もしなくてはいけません。
まあ、こうやって実践で学んでいくのでしょうね。頑張れ!
9月15日にお尻に昔からあったオデキを切る手術をしました。
形成外科日帰り手術でほんの10分ばかりで終わる手術で、大層に思っていなかったのですが、そのあとがちょっと大変でした。
傷口はちょうど座ったら当たる場所で、結構大きくて4センチ。袋ごと取り出して、内側も縫ったので10針。
抜糸までの8日間結構しんどかったです。
おまけに、奥歯も疼いて痛いし、胸はドキドキするし、レッスンはお休みしてダラダラした生活でした。
今日は10日ぶりの入浴。
湯船に体を沈め、あ~~~~、いい気持ち。
やっとホッと一息つけました。
まだ、眩暈や動悸はありますが、これから少しづつ回復いくことを期待します。
オペラ「森は生きている」の稽古がぼちぼち始まっていきます。
年々、しんどさが増してきてるので、やっていけるのか・・・と不安がよぎりますが、やるっきゃないですね。
先ほど、生徒さんに、自律神経の乱れかも・・・と言われました。
季節の変わり目、しんどい季節ですね。
皆様も、お気をつけてください。
すぐ近くの王子商店街にある町の歯医者さん、西村歯科医院に通い出して、1か月半。
町の小さな歯医者さんだけど、設備は最先端で勉強熱心な先生だけど、むやみに最先端医療に走らない先生。
1か月半前まで、まったく奥歯しか噛めてなかった歯が、左側と前歯は噛み合うようになりました。
右は噛んでも上下1センチ近く隙間があった歯が、あと2,3ミリのところまで合うようになってきました!
もっと、下りてくるから歯を触らなくて大丈夫と・・・。
昔使ってたマウスピースをそっと上歯に入れてみると、まったく合わなくて、昔の上の歯型はこんなに小さくこんもり高くて、こんな歯をしてたらそりゃ嚙み合わせが悪くなるはずだと悟った。今はなだらかに広がってきた感じ。
このマウスピースを使うことは、自分の両サイドから歯型を締め付けているようなもので、いつもコルセットを巻いてるようなものだった・・・。
西村先生は、歯だけを見てはいけない、全体を見なければ・・・と。
そして、大丈夫だよ、こんなに良くなってると、いつも励ましてくれる。
それでも、日々、変化してくる顎の筋肉に、顔や首や背中の筋肉は引きつって体は悲鳴を上げている。
私のしてる治療は理学療法で、低周波の電気を頬にあてること、そして先生のマッサージだけ。
そのマッサージがまた痛い!ぐいぐい揉まれるから、ううううう・・・、なんだけど、今はちょっと我慢ができるくらいになってきた。
先生も、だいぶ柔らかくなってきたけど、まだコアがね・・・と。
顎関節もコリコリ言ってたのがだいぶ柔らかくなってきた。
上の歯が下りてきたことはいいけど、奥から2番目の歯は根っこに膿があるためか、噛み合せがきつくなると歯が浮いてきて、疼いて痛い。
以前の歯医者もこの繰り返しで、歯型を取って当たるところをほんの少しだけ削る。でもまた痛くなると削る。そしてマウスピース。
この治療だとエンドレスだと、西村先生は言う。
私もそう思っていた。抜歯するまでこれは続くのだろう。顎関節の手術するか、諦めしかないのだ・・・と。
それが、西村先生は、大丈夫だよ!と、レーザー治療をしてくれた。
レーザーを歯にあてること10分。
ちょっと熱いな・・ジンジンする感覚もあるかなあ・・・くらいで全然痛みはない。
それから、数日たつと痛みが消えてきて、へえ~不思議なもんだとビックリした。歯の根っこの痛みが消えた感じ。
今日は2回目のレーザー治療。
西村先生は、この状態で、心が病む人もいる・・・と話されていたけど、私もその一人だったかもしれない。
歌や、コーラスのレッスンをしている時は夢中だから忘れているけど、それ以外は歯のことばかり考えていて、薬が手放せなかった。
以前の歯医者は私の治療にお手上げ状態だったので、暇な時は何件も歯科医検索ばかりしていた。
何軒も歯科に行ってみたけど、どこも歯の状態が悪いし、、選択肢は手術しかないと。
コロナ禍だけじゃなくて、歯にも憂鬱な毎日だった。
でもこんな家の近くに、素晴らしいドクターがいたとは・・・。
患者はひっきりなしで、朝は8時から、夜は9時まで、土日も営業です。
阿倍野の西村歯科医院、ほんとうにお薦めです。
昨日は日本クラシックコンクール予選でした。高校生の部、声楽で2名の生徒が出演しました。
コロナ対策で中止や録画提出審査になる場合が多いところ、このコンクールは付き添い2名まで観客席で聞けたので、行ってきました。
東大阪市のライティホール。キャパ300ほどのこじんまりした室内楽ホール。聞きやすそうで音響もよさそうなんでほっと・・・。
トップバッターの中学生がとても落ち着いて立派に演奏せれたので、あらまああ~素晴らしい!レベル、上がったかしら・・・。
ピアノ伴奏者が男性で、非常にいいアシストされていて、曲の理解も適格で、歌心を引き出して、聞きほれてしまう。
この方はプロ相手に弾いている人なんだろう。10名ほどの方を弾いてられた。
コンクールとなると伴奏ピアノの扱いも加味されるだろうなあ・・・。
高校生になると、やはり個性が出て、まだ勉強途中で喉で歌って体が使えていない人もあったけど、おおむねレベルはそこそこ高いように感じた。
肝心の月花ちゃん。前回長江杯で2位受賞しただけあって、声は天井によく伸び響き、歌う姿勢も美しく、結構歌いにくいスカルラッティの「恋する蝶のように」を難なく仕上げていた。頭一つリードだなあと弟子を自慢。
もうひとり、高校卒業で音大目指す生徒も頑張ったけど、まだ習いだして4か月。
勢いで歌ってしまった感じがあって、私にすればあれもこれも注意しなければ・・・と気になること満載だったけど、
まあ、いい声をしているので、かえって得点は伸びていた。演奏を後ろの客座で聞いていると出来ていないこと、舞台マナーなど、よくわかる。
コンクールはそう意味でも利用したらいい。審査の点数はまったく充てにならないので一喜一憂することはない。
これから来月の本選に向けて、二人の曲選びに悩みます。
申し込みは来週。週末は慌てて二人のレッスン予定をいれた。
本選は厳しい戦いになるだろう・・・。強い集中力、深い呼吸、空気間を感じる、
先生にとっては選曲が大事で、その子の持っている個性が光る曲を選べるか・・・。
10月のコンクールが終わると、いよいよ11月には私立の推薦入試が始まります。
あああ…私は全然自分の歌の練習が出きてないし、私の歌は下手になる一方。。。
高3の生徒の宮崎月花ちゃん!長江杯国際コンクール、声楽部門:高校の部で、第2位を受賞しました!(1位は該当者なし)
大学受験生なので、舞台経験をさせたくて臨んだコンクール。
でも今年はコロナ感染の影響で、コンクールはことごとくキャンセルになり、また画像審査になったりで、舞台で演奏する機会が限られていて、やっとトライできたコンクールでした。
私の付き添いはできず、客席でも聴けず、まあ、本人は声が気持ちよく響いて楽しかった~と言っていたので、日ごろの実力は出せたならそれでよかったなあと思っていたのだけど、ちゃんと結果、最高位を取れて良かったです。
声楽は自分の体が楽器なので、本番が強い人、また反対に緊張してしまって固くなって歌えなくなる人・・・、色々あり、舞台経験、ホールで歌う経験がとても大事に思います。響きのコントロール、体のコントロール、そしてメンタル面・・・。
歌ってて楽しい~と思えることはとても大事。
今年は二人の受験生がいて、コンクールは始まったばかり。
まだまだ暑い夏は続きます!
とにかく、若い人たちには感染予防に気を付けて~!って。私もだけど・・・。
コロナ感染拡大でどうしようかなあと思ったけど、お盆詣りに京田辺の実家に帰省し墓参り。帰省してよかったと思った。
読経が終わり、早々と姪っ子家族が引き揚げた後、弟と二人になり、弟から新たな人生出発の話を聞かされてびっくり仰天した!
びっくりしたけど、なんだかホッとした。
こうして両親が他界した後も、弟と自然に何でも語れる関係でいられるのは良いなあつくづく思う。
母が残した日記帳をもらって帰ってきた。母は文学少女で、書くことが大好き!
結婚当時の母のセンチメンタルな乙女の素直な心が綴ってある。
そこには私が知っている母親の姿はなく、一人の若い女性の母がいて、なんだか愛らしい。
先祖のことを思い出す日。これがお盆の過ごし方ですね。
コロナ感染拡大が報じる最中ですが、来年の準備を着着と進めています!
昨年、コーラスタイムとベルクール合同で開いた「二つの音楽会」、来年は独立して開催します。
まず、コーラスタイムの日程が決まりました。
2021年8月8日(日)13時開演。丁度来年の今日です。
場所は、コーラスタイムの地元である、京都府城陽市でします。
文化ぱるく城陽プラムホールです。
1階席のみで900もある大ホールを借りて開催します。
ソリストも客演をお願いしています。これだけの大仕事は私の人生で最大で最後のものになるのでは・・・という意気込みです。少し遠方になりますが、是非とも来てくださいね!この暑さに少々バテテいる私。体調を整えてまだまだ頑張らなければいけません・・・。
この度、2005年に結成した「ル・プレザン」を解散することに致しました。15年に渡る長い間、主にクリスマスコンサートのボランティア、また病院や区役所のロビーコンサートにも行かせていただき、多くの方に音楽の贈り物を届けるいい経験ができたと思います。
一応当初の活動の役割は果たしたかなあと思っています。
結成した当初は、まだこういう出前コンサートをするグループは少なく、私も手当たり次第に老人ホームに電話をかけましたが、どこの施設でも非常に有難がられました。でも、メンバーはいくらボランティアといってもそのために何時間もかけ練習を繰り返し準備しています。それなりに有料コンサートとしても評価してもらえるもの作りをしてきたつもりです。。なかなか有償コンサートの理解は厳しい時代でしたが、それでも、最低限の交通費の負担はしていただけて有難いことでした。
初めて老人施設に慰問に行ったときは、メンバーの一人がそういう場で歌うことに躊躇する人もいました。老人ホームは家族から見捨てられた気の毒な人達の集まるところという先入観があり、お年寄りの顔を直視できない・・・という一場面もありました。
でも私はここではコンサート会場ではなかなか経験できない、一人一人の利用者の顔をじっと見て、手を握って、触れ合って心を通わせて音楽の楽しみを共にするという時間を共有するように仕向けました。
コンサートが終わるころには、皆さん笑顔になり、握手を求められたり、また来てや~という言葉をもらったり、演奏家冥利につきました。
いろんな経験を積むことが出来ました。生の音楽は心の奥まで通います。メンバーは様変わりしましたが、やってきたことは同じでした。
ただ、昨年末、ちょっとしたキッカケで、このメンバーを引っ張っていきたいという私の想いが崩れ始め、このメンバーを統率する気持ちが切れてしまいました。15年の節目として、一度解散する時期なのかなあと思いました。メンバーはそれぞれの場所で活動していってくれることと思います。
「たんぽぽ」「スイートメモリー」は私にぴったりくっついていますし、ベルクールもこれから引っ張っていこうと燃えています。
来年1月にこの3団体でコンサートをするつもりですが、このコロナ感染が広がってきて、春に延期しなくてはならないかなあ・・・と思案のしどころです。
入会希望者、大歓迎です!
水曜午前は「たんぽぽ」、午後は「スイートメモリー」です。月2回です。
「ベルクール」は合同です。月1回ほど第一日曜10時からです。
歯の治療に週2回通っています。もっぱら低周波電気を顎関節に張って微電流を流すことと、先生による顔と首のマッサージ。
マッサージといっても心地よいものではなく、首が締まるよ~というぐらい首をぐいぐい揉まれるし、痛くて縮みあがっています。
でもそんな治療で咬み合わせが変わってきました。
いままでは奥歯1本しか当たっていなくて、特に右側は噛んでも上と下の歯の間に5ミリくらい隙間が開いていました。それが、少しづつその開きが縮んできて奥歯二本が当たるようになってきました。
ちょっと安定感が出てきました。
いままでの先生は歯を微妙に削って、また歯型をとって検査して、マウスピースの装置を入れての繰り返しでしたが、新しい先生曰く、歯は削ってはダメ、マウスピースもダメ。生まれたときの状態、もって生まれた歯の嚙み合わせに戻す・・・らしいです。
日々歯が合ってくるのは嬉しいのですが、この変化に私の顔の筋肉が追い付いていかず、結構肩こりやら、首コリが激しくて、口の中の状態も変わってきているので、舌をガリっと噛んだりします。先日は首にすごい湿疹ができました。これもストレスが原因かな。まあ、気長に治します。
自分でお口の中のマッサージもしています。指で歯茎をマッサージをしたり、頬っぺたの裏を伸ばしたり・・・。
それがこんなことをしているうちに、口の中の筋肉が柔らかくなってきて、声が変わってきたような気がします。面白いものですね=
この7月は声楽の新規の生徒さんが多くて結構忙しかったです。
コロナ禍の最中なのに、歌いたい人が多いんだなあ=と感心。
10年来の生徒さんもよくレッスンに通ってきてくれます。
こんな時代だから初心に戻って、教則本の1から、またCaro mio benを課題に息遣いを特訓中です。
レッスンしたいときに予約する自己申告制のレッスンなので、全然レッスンに来ないで数回、曲のレッスンしただけで発表会に出る人もありましたが、最近はほとんどの人が地道にレッスンに来るようになって、体の使い方から再履修しています。
最近入会した人は、私と同じ年で音大卒の方。立派な声で「蝶々夫人」を歌われましたが、気になる点はチラホラあります。
私のもとにくるより、知り合いのオペラ歌手にご紹介しますよ!・・・と言ったんだけど、私に習うとおっしゃってくださり、私も負けないで練習しなければいけないなあ思いました。
大学受験生も二人います。8月はコンクール月です。
こちらは結果を求められるから、毎週毎週レッスンです。これからが正念場です。
暑い中、感染予防のパーテーション越しですが、熱いレッスンを決行中!
昨年末から歯の治療に苦しんでいました。
もともと咬み合わせが悪くて、舌を前へ押す癖があるのも原因かもしれませんが、小さい時に上の歯を2本抜いて矯正治療しています。
それが40代頃から、咬み合わせが気になりだして近所の矯正歯科に通いだし、微調整したりマウスピースの装置をしたり・・・と繰り返していました。
ところが、昨年末頃からはどうしても奥歯の痛みが取れない・・。
よく見ると上の奥歯の歯茎が腫れていてどうもおかしいということになり根っこの再治療に。
ところがこの医院では精密な治療は無理で、手探りの勘に頼る治療で、痛みが続くと今度は被せは取って穴をあけたままにしておくことに。
1か月以上奥歯が噛めない状態が続き、このままではだめだわという予感がしてきて、20年来の先生のもとから離れて歯科医探しが始まりました。
運よくいい先生が見つかって根官治療は無事に終わったものの、結局、膿は出し切れず経過観察に。
そこで言われたことが、私の場合、奥歯1本でしか咬めてなくて、前歯が咬みあっていない開咬になっていると。これは顎関節手術の適用だと思うと。嚙めないから奥歯に負担がかかりすぎて膿んできたのだと・・・。
専門の矯正歯科を紹介されました。心斎橋にあるサロンのような矯正歯科。
この先生も非常に紳士で、私の話を1時間以上じっくり聞いて下さり、手術についても説明してもらい、実は僕も経験者なんだよ・・・とご自分の体験も聞かせてもらい、じっくり検討ができましたが、手術は毛頭する気はなく、というのも、手術すると、口は開けれなくて食べられない、歌えない…の生活が続くと、私自身だめになるとわかっていたので。
・・・で、これからどうする・・・と治療難民状態になりました。
まあ、1週間に一度通っている鍼灸治療で、顎の状態の矯正や首の筋肉をほぐす治療で痛みは引くのですが。
でも、歯に問題を抱えている私は、やはりかかりつけの信頼できる歯科医を持っておかなければ・・・と。
そんな時、ネット検索で、近所の王子商店街の中に、まったく庶民的な場所にある「西村歯科医院」を発見しました。
信用できるのか不安だったのですが、何となく行ってみようという気になり、電話をしたらすぐその日に診てもらえました。
待合室は狭くて、でもひっきりなしに患者さんが訪れます。大丈夫かしら、じっくり話をきいてもらえかしら・・と少し不安でしたが。
でも大正解でした!
先生は頼りがいがあり、それでいて、言葉は患者さん目線であたたか。
私をみて、「辛かったでしょう。大丈夫!治るよ。いい時に来たよ!まずは歯は触らない。外から治療していくよ。理学療法だよ。必要なら補填物を外すけど・・」と。
手術なんてとんでもないという目線で、声掛けしてくれました。
その日にしてもらった治療はというと、低周波の電気をつけることと、マッサージだけです。
歯科医にきて、診察台で歯科の先生から直接マッサージを受けるとは思いもよりませんでした。
先生は鍼灸の資格も取られたみたいで、東洋医学にも熱心そうだったので私は関心を持ったのですが、まあ顔や顎や首を本気で揉まれて、痛かったけど、「かなり胸骨乳頭筋がこってるね、しんどかったでしょう。1週間に2回ほど来たら、歯が咬みあってくるよ。ほら、これだけで、歯があたってきてる」と。
前歯に4本セラニックの付け歯をしたことも影響があるかもしれません。これがまた不快のもと。
見栄えはよくなったのだけど、自分の顔の筋肉がたった数ミリのセラミックに反応して首筋まで凝ってくる。
こうまで体の不調を引き起こすとは・・・です。
でも、この不調を理解してもらえた先生に出会えたことは、なにより私の心が穏やかになりました。
今日は天王寺の大阪市美術館で開かれている「フランス絵画の精華」に行ってきました。お目当ては、ヴァトーの絵。
ロココ絵画の創始者として優美で雅な男女の愛の世界を描いた『雅な宴」の画家です。のちの印象派の画家たちにも影響を与えた人とありましたが、今回は、残念ながら、代表作の「シテール島の船出」は来てませんでした。この「ヴェニスの宴」そして、数々のデッサンが展示されていました。このブースのみ、撮影OKでした!
フォーレやドビュッシーが作曲したヴェルレーヌの詩に『雅な宴』がありますが、これはまさしくこの世界です。「月の光」にピアノ曲では「喜びの島」。まさしく、「喜びの島」とはヴァトーが描いた愛と欲望の島シテール島のことです。この雅宴画にインスピレーション受けて作曲されたのです。
面白かったのは、ヴォトーが描いた何枚ものデッサン。顔の向きを何通りも書き直し、男と女の視線の角度を微調整している。そこから、内なる表情が醸し出されるから面白い。
コロナ禍に揺れ動いた4か月でしたが、ようやく明日、ヤマハ教室の「歌の会」が再開し、すべてがコロナ以前の状態に戻ります。それでも、コロナ感染脅威は続いていますし、東京の感染状況は益々酷くなる一方で、いつ大阪に飛び火するか、戦々恐々とします。
それでも、日常が戻ってきて私は嬉しいです。
自粛期間が終わったとたんに、声楽の生徒さんのレッスン予約が立て続けにあり、急転直下、私は忙しくなりました。それどころか、6月に入って新規の生徒さん入会が2名あり、今週もコーラス関係の方の個人レッスン希望が2名。来週も体験レッスン申し込みが1名・・・。と私自身、訳がわからないこの情勢に唖然としています。
コロナ禍の時期、声を出す歌はご法度と言われたのに、この反動は何なんでしょう。
それに、もう10年以上声楽を続けてきた人にも変化が・・・。
このままでいいのか・・・。
自分の歌を見直したい・・・。
もう一度初心にかえって「Caro mio ben」から練習したい!という人も。
皆、このコロナ自粛期間に色々と思い悩んだんだなあ~と改めて思いました。
人それぞれあるけど、結論は「歌いたいんだ!自分の歌を」
今年も受験生が2人います。これから夏が勝負です!
先日の大石道場の師匠が提案する「ソーシャルディスタンス唱法」を借用して、私も、「身体が歌う!」を合言葉にレッスンしていきます。
結局のところ、声楽は自分の体と向き合うところから始まります。
声を張り上げるのでなく、身体の反応に耳を傾ける!
自分の身体が歌う歌!
3密にならないように精一杯の予防策を取りつつ、そろりそろりと個人レッスンを再開し始めました。
ピアノはオンライン化が進んでいるようですが、声楽はそういうわけにもいかず。
密接を避け、ピアノから遠く離れた壁際に立ってもらってレッスン。
生徒さんとの距離は4メートルは離れているでしょうか。これなら大丈夫?
1時間のレッスンが終われば窓を開けて換気。
それが、離れて歌うレッスンは思いの他、収穫ありです。
生徒さんにとっては、舞台に一人立たされてる感じで不安かもしれないけど、遠く離れた私に声を届けなくてはならず、近い距離でレッスンしていた時には気づかなったことが色々と聞こえてきて、私にはとても面白い。再認識したことも多いです。
来週からは、「たんぽぽ」「スイートメモリー」のコーラスも数人のパート練習から再開します。
こんな機会だし、声を合わせるコーラスより、個人の発声強化月間にしたいと思います。
久しぶりにレッスンすると、私自身も活気づきました。
コロナとは長くお付き合いになりそうですが、お願いだからコロナさん、大人しくしててね。
自粛生活に入って何日目だ~?
気が遠くなるように、スケジュール帳は全て×
予定があるといえば歯医者通いくらい・・・。
(歯の治療は実は大変でした。昨年末から始まった奥歯の痛みと根っこの治療、そしてその後の噛み合わせ不良による体調の悪さ。完治ではないけど、なんとか折り合いつくようになってきた)
ということで、只今の私の日課は、まず午前中は歌の譜読み。
5月、6月のヴォルフゲーテとイタリア歌曲は来年に延期になったので、この譜読みは後回し・・・。
9月と10月のヴォルフスペイン歌曲とアイヒェンドルフの譜読みにまず取り掛かる。
これがまた難しい。
ヴォルフはなかなか手強い。
自分でピアノを弾きながら、伴奏の和声の中に音を歌詞で入れをしていく。
スローペースで時間がかかるけれど、この作業をしておかなければ、エライことになる。
ヴォルフの緻密な音楽に対峙していくには、こちらも緻密にしなくてはと思う。
私が受け持っているのは9曲。
集中力が持たなくて、なかなか最後までたどり着けない・・・。
午後から少し休憩をとって、夕方からはウオーキング。
万代池方面に行ったり、桃が池に方面に行ったり・・・。
夕日が水面に輝く様子を見ていると心が和む。
早く皆と会いたいなあ~。
レッスンしたいなあ~。
facebookを見てると、この厳しい時代を生き抜こうと、あの手この手の模索が始まってきています。
人と人が繋がって社会生活、また文化活動が成り立っているのに、その人と人の交流を絶ってstay home!と言われているのですから、鬱積したものが溜まってきます。
ソワレの会の仲間たちが「遠隔コーラス」に取り組んだfacebook動画を見て、はっとしました!
私も自分ができることから始めてみよう!と。
アナログ人間の私にはオンラインレッスンはちょっとハードルが高いし、まあ、コーラスでは難しいと思うので、まずはパート練習用の音源つくりから。
ベルクールは3月から練習が出来ていません。
来年1月には、自主コンサートを企画していますが、まだ楽譜も渡せていない有様でした。
(来年1月・・・。この状態ではどうなることか・・・)
でも、のんきに構えてないでやれることからやってみようと!と急いで楽譜をコピーしてきて、全員に送りました。
そして、私が弾き歌いしてパート練習用音源を作って、それをコーラスのグループラインに流しました。
弾き歌いを1曲3パート分、全部で4曲あるので大変なので、4日に分けて。
皆さんがそれを聴きながら歌ってくれたらいいなあ~。
ついに決断をしました。
緊急事態宣言を受けて、レッスンを休講と致しました。
今日は朝から対応に大わらわでした。
5月10日の発表会も延期です。
12月27日に運よく大スタジオが空いていて、変更してもらえそうだったので即断で決めました。
本当は、ぎりぎりまで、コーラスや二重唱などは省き、ソロ演奏のみの簡素な形で行うつもりでいましたが、こうなっては仕方ありません。
かえって、12月のちょっと遅いクリスマス会(忘年会)もいいかなあと思えます。
発表会に向けて頑張ってきた生徒さん方には、大変申し訳ありませんが、次回に向けてまた力を蓄えてください。
私の手帳は×ばかり。4月の予定がすっかりなくなってしまいました。
さて、どう過ごすか~!
5月、6月の本番は消えてしまったので、その先、9月のヴォルフのスペインとアイフェンドルフの新曲に取り掛かるとしましょうか・・・。
このところ、毎朝、万代池までラジオ体操に行ってます。
桜が満開です!
Yちゃんが念願の京都芸大声楽科に合格しました!
本当に良かったです!自分の娘のことのように私は大喜びです!
今年は、コロナ感染の影響で、二次試験が楽典のみに変更され、一次の実技の点数重視の入試に切り替わりました。
夕陽丘高校音楽科ピアノ科在籍の彼女にとっては ,副科のピアノ実技や得意な聴音が無くなることは、それで点数稼ぎができなくなり、実は厳しいなあ~と案じていました。
それでも見事に合格を果たしたことはほんとに立派で、よく頑張ったと思います。
思えば、1年前の発表会は、リハーサルで思うように歌えず泣きじゃくってしまい、本番も体はカチカチに固まって、少しも客席に声が飛んでこない生徒でした。実のところ、京芸は程遠いと思っていました。それでもめげないでコツコツ練習して、変わり出したのは6月ころかしら?
高校が音楽科だということも良かったと思います。
夕陽丘高校の発表会にもよく聴きにいきました。
ほかの生徒さんのレヴェルが非常に高く、その中にいることで非常にいい影響を受けられたと思います。入試まで時間がないかな、最後の追い上げも素晴らしかったです。
この1,2か月でまた声が変わってきました。
若い人の力は素晴らしいです。
これからどのように成長してくれるか楽しみでなりません。
それにしても、親御さんは、よくこんな私に大事な大学受験の大役を任されたと思います。
生徒さんを育てることで、実は私が育てられている気がします。
コロナの影響で鬱々してた気分が一気に晴れました!
春が来た!
予測をしない情勢になってきました。
2月27日の本番直前、楽屋にとんでもないニュースが飛び込んできて、出演者は演奏どころか、事態が呑み込めず騒然となったあの日から1週間が経ち、事態は益々悪化状態。
何に恐怖を持てばいいのか、怖がることはないのか・・・。
相手は見えない感染という敵であり、健康な人間が感染者となって次々と敵を拡大させ、住み心地のいい弱者に憑りついて大暴れをする敵。
情報が錯綜してる中、それでも社会は動いているし、人の流れは止まっていない。
本気に立ち向かわなくてはいけないのか、日常を守りつつ立ち向かっていけるのか・・・。
私にはまだわからない。
目下は自己防衛に努めてるけれど・・・。
皆さま、よい新年をお迎えされましたでしょうか?
私は年末に、串本・白浜へ行ってきました。
穏やかな南紀。
潮岬や橋杭岩の大自然に、またパンダの相苦しい姿に、すっかり癒されて帰ってきました。
今年の目標は「日々笑顔で!」
一年間笑って暮らせますように・・・。
「笑う門には福きたる」
22日に楽しいクリスマス会が終わりました!
今年は子供たちの成長の姿に感動した時間でした。小さな子供たちそれぞれがしっかりとまた表現豊かにピアノを弾き、日ごろの練習の成果が存分に発揮できた演奏で私はとても感動しました。ピアノの講師の先生方が根気よく適格に教えてくれていることに感謝です。
大人の会では、みな緊張の中にも和気あいあいと自分の歌を披露していました。オペラの二重唱の一場面はお互いの歌が噛み合わずにコケてしまったところもありましたがこれも経験です。
次は来年5月の発表会に向けて初心にかえって生徒さんたちと向き合っていきたいと思います。
最後に音高受験の時に教えた生徒が東京より帰省して演奏を披露してくれて華やぎました。
芸大の授業の様子、将来の夢を生き生きと語ってくれて、私も聞いていて嬉しくなりました。彼女も成長したなあ~と!
今まで声楽の道に進んだ生徒が4人いますが、いつか発表会に勢ぞろいで歌ってほしいなあ~!
打ち上げは、今年はお手持ち一品大歓迎!としたせいもあって、いろんなお料理、お菓子ドリンクが並びました。皆でおいしく戴きました!
私はローストビーフ、サーマンマリネ、お手製サングリア、かぼちゃのスイートサラダ、カナッペ類、トマトのピクルス・・・・諸々。
2日間3回に渡って行われたソワレの会第2回「プーランクマラソン」が昨日終了しました。私は初日のみの参加でしたが、2日目の最終会を聴きました。
マラソンシリーズは、6年前のプーランク没後50年から始まり、今年はプーランクが2回目。6年前はとにかくピアノが難しい、音程とるのが難しい、歌詞の意味も分からない・・・の、わからない尽くしでしたが、今回はプーランクの音楽がとても身近に感じて、非常に面白く楽しい会になりました。
皆一様にプーランク難しいから、大好き~!に変わったっと言ってたことが可笑しかったです。
本番前日のワークショップから凄かったです。
ワークショップは、参加者がそれぞれ演奏を聴いてコメントを言い合うのですが、今回はそのコメントからして面白かったです。聴き方が鋭いというのか、プーランク愛に満ち溢れて、どう聴いているのかを聞くのも面白かったです。
ピアニストと歌い手ががっぷり組んで音楽に対峙する。音楽への向き合い方の密度が見えたというのか・・・。
プーランクの曲には反射神経、運動神経が必要で、そのスリリング感、間合いがなんとも面白いです。
聴き方が演奏に反映するとはこういうことだと思えました。底にあるものまで聞こえてくると、自分が向き合うものが見えてきます。
「ソワレの会」はもう27年になるそうです。私は40歳から入ったのでもう23年です。古株のトップです。
何回本番を踏んだのかしら?100回以上のことは確かです。
体の衰えが確かに声にも現れています。若い時のようには上手くコントロールできません。悔しいことも多いです。
いつ仕舞いにするか・・・いつも自問しながら歌っています。
でも若い時には見えなかったものが見えてきているのも確かです。声の出し方も昔とは変えてなんとか道を探しながらの毎日です。
先生の〆の挨拶で泣けてきて仕方ありませんでした。
11月4日から始まったリビング床暖房リフォーム、昨日はフローリングの張替えが終わって見違えるように素敵になりました!
一日目は、床材を剥がしたので、埃と木屑が部屋中に舞い上がって、少しでも現場にいると喉がイガイガ。工事の人は大変ですわ。
私はとにかく一日中3階に避難。食事は外ですましました。
でも4人で作業してくれたので早い早い!
2日目はリビングの半分が張り終わり、そして3日目の昨日完成!
隣の部屋にあった夫の大きな本箱を2つリビングに移動してもらって、4日目の今日はその部屋のクローゼットと仏壇置き場の工事中。
嫁入りの洋服ダンスを2つ解体して撤去してもらって、そこにクローぜットと仏壇置き場を作ってもらっています。
一気に新築のような部屋になります。
この際、和ダンスも・・、と思ったけど、和服の買取が思った値段が付かず、それではあまりも母に申し訳なくて、しばらく和服は手元に置くことにしました。和服のリフォームも考えようっと。
そして6人掛けの立派なダイニングテーブルは、大きすぎるので4人掛け様に小さくサイズダウンしてもらいに今家具業者のもとへ
リメイク中。1か月後に戻ってきます。
これが最後のリフォームになるだろうな。
身の回りをコンパクトに!物を最小限にして快適に暮らす。
25日の芸文の本番が終わって早1週間。
毎度は、本番の後はぐったり~モードなのに、今週はよく働き、よく体が動きました!
消化力は相変わらずですが、体力はかなり戻ってきたみたいです。
ソロの本番は1年ぶりくらいだったかなあ。
それも難曲のラヴェル「博物誌」。
本番の舞台はどないになるか~と心配しましたが、いい緊張感と集中力で乗り切りました。
ただ、立ち位置を曲ごとに試してしまって、先生から動きすぎ!と叱られましたが・・・。
でもポジションを前に取ると、声の残響が客席後ろに飛んでいるのを感じて、これは「してやったり!」でした。
で、やっぱり本番のステージで学ぶことは多かったです。
息の入れ方も工夫しました。
そこで学んだものが、また生徒さんたちに反映していくので、やっぱり歌っていかなくてはいけない・・・と思った次第です。
さて、明日は京芸の課題曲の発表です。
これからは、生徒さんの受験対策に全力投球です。
うちの家は築32年になります。へーベルハウスなので外観からはとてもそんな年月が経つなんて見えないけれど。
長男が4歳の年に二世帯住宅を建ててこの阿倍野に引っ越してきたので、考えてみるともうそんな年月が経ちます。
外壁や水回りはちょくちょくリフォームしていたけれど、フローリングの床材はそのまま。
最近特に、2階リビングの床の軋みが気になっていて、歩くと床板が沈む場所が増えてメキっと音をたてて割れるのでは・・・と心配になってました。
極度の寒がりの私は、それなら床暖房を入れたい~!と。
冬が来る前に、思い切って2階リビングに床暖を入れる工事をすることになりました。
リビング全体ではかなりの面積になり、予想していたよりもかなりお高くなりそうなので、ソファとリビングテーブルの場所のみ限定して敷いてもらうことにしました。でもフローリングを全部捲って敷き詰めるので、家具類を移動しなければなりません。
60歳を過ぎて、これから何が起こるかわからない、この先のことを考えると、工事するなら隣の洋間も~っと。
ここは南向きで一番快適な部屋なのですが、洋服ダンスや雑多なものが置いてある物置になっていました。
ここを快適に暮らせる部屋に!と、思い切ってタンスを二つ処分して、新たにクローゼット風のものを作ってもらい、すっきりと使える洋間に模様替えします。夫婦どちらかが寝込んだときは2階のここが便利だし(今までは3階が寝室で、階段の上り下りが結構大変だったので)、
子供たちが帰省した時も利用できるし・・・と。
床の軋みから始まって、床暖房、洋間の模様替え・・・と、エライ大騒動の工事になります。
秋は本番が二つに楽器店の発表会もあって忙しいのですが、冷えが大敵の私にとっては、床暖房は健康必須アイテム!
工事期間は11月連休後1週間ほど。それまでに段取りつけて、断捨離を実行しなくてはいけません!