頭が先を行く

昨日、今日と、こんにゃく座の大石さんの道場がありました。

ソングや簡単なオペラを作っていくのですが、ここでもまた、私は納得する出来事がありました。

 

「頭が先に行く」ということ。

言葉でいうと、???みたいなのですが、先に心が動いているとでもいうのでしょうか?

歌う前にすでに心が動いている・・・。

先に、頭、体、心、自分の意識がまず反応する。

言葉を歌う前に、その感情を感じる。心を動かす。

楽器でも、音を出す前に、創りたい音のイメージを持て!と言われますが、同じことですね。

また音と音の間に、音楽が、感情が、あるということ。

 

これは、先日、女性指揮者の会の講習会でも、同じようなことが語られていました。

 

私は、声楽を教えているときも、前へ前へ・・・と口癖のように言ってますが、

歌う前に、心を動かすのです。

こころが動いて歌になるのです!

そう考えるととても自然です。

うん!!納得!!!

 

でも、頭を先へ先へともっていくのは、そう簡単にいきません。

勿論、暗譜が出来ていないとできないし、流れるように歌詞が出てこないと、その前に頭を動かすことはできません。

歌詞が出てくる前に、頭を動かすのは、並大抵のトレーニングではできません。

歌っているときの脳の使い方を何かで知れたら面白いのですが、それだけ、頭、体をフル回転しているから、あがっている暇なんてないですね。

こういう、先を読んでイメージを作る練習こそが、大切なんだと思います。

明日、もう一度、「ほうすけのひよこ」のレッスンを受けます。

まだ頭、ヵらだが一体となりませんが、これからの練習の方向性が見えたことで、この後は、それを貫いて練習するのみです。

明日は、友達たちに聴講してもらって、公開レッスンにしました。

聴く耳を持つ友達の前でどれだけのことが出来るか、自分を追い込んでみます。