発表会の所感

私のムチャぶりでてんこ盛りの発表会になりましたが、なんとか無事に終わりほっとしました。講師の先生方がよくサポートしてくれて、いい先生方に恵まれているなあとつくづく思います。特にコーラス、オペラとかなりの量のピアノパートに付き合ってくれた松下先生には本当に感謝しています。長時間の稽古に付き合ってくれて、ダメ出しも相互いっぱいして、いい仲間関係が作れているのもやり易いです。この教室の開設当初からだからもう8年になります。彼女の伴奏も変わってきました。歌に合わせて弾くピアノでなくなってきているのが嬉しいです。骨太になってきたなあと思います。私を第2のお母さんと言ってくれるのも嬉しいものです。

オペラは結構大変でした。4月8日のドビュッシーの本番が終わって暗譜をはじめ、1週間前の4月23日に演出家の振りがついて、まったく1週間足らずで仕上げたようなもの。皆、他の本番と掛け持ちしているし、そのタイトな時間の中でよく仕上げてくれたと思います。さすがにプロだなあと思いました。限られた稽古の中で、4人でそれぞれ問題点を出しながら修正して本番に持って行く。仲間関係がうまくいったことが本番に現れたなあと感じました。

コーラスも楽しく演奏できました。初舞台の方が3分の1程度いらして、アンサンブルはまだまだこれからですが、皆さんいい表情で歌われました。これからは、声を合わせていくこと、お互いをよく聞き合うことを目標に練習していきましょう。

ソロの演奏は、子供たちの音楽に向かう姿勢に感動しました。いいレッスンを受けているなあと感じました。

声楽も本番を重ねるごとに、声の変化を感じるかたが少なからずありました。歌は点ではなく線なのだということ。それを息で描いていくんだということ。アンサンブルは面であり立体であると感じました。わかるかなあ?