すぐ近くの王子商店街にある町の歯医者さん、西村歯科医院に通い出して、1か月半。
町の小さな歯医者さんだけど、設備は最先端で勉強熱心な先生だけど、むやみに最先端医療に走らない先生。
1か月半前まで、まったく奥歯しか噛めてなかった歯が、左側と前歯は噛み合うようになりました。
右は噛んでも上下1センチ近く隙間があった歯が、あと2,3ミリのところまで合うようになってきました!
もっと、下りてくるから歯を触らなくて大丈夫と・・・。
昔使ってたマウスピースをそっと上歯に入れてみると、まったく合わなくて、昔の上の歯型はこんなに小さくこんもり高くて、こんな歯をしてたらそりゃ嚙み合わせが悪くなるはずだと悟った。今はなだらかに広がってきた感じ。
このマウスピースを使うことは、自分の両サイドから歯型を締め付けているようなもので、いつもコルセットを巻いてるようなものだった・・・。
西村先生は、歯だけを見てはいけない、全体を見なければ・・・と。
そして、大丈夫だよ、こんなに良くなってると、いつも励ましてくれる。
それでも、日々、変化してくる顎の筋肉に、顔や首や背中の筋肉は引きつって体は悲鳴を上げている。
私のしてる治療は理学療法で、低周波の電気を頬にあてること、そして先生のマッサージだけ。
そのマッサージがまた痛い!ぐいぐい揉まれるから、ううううう・・・、なんだけど、今はちょっと我慢ができるくらいになってきた。
先生も、だいぶ柔らかくなってきたけど、まだコアがね・・・と。
顎関節もコリコリ言ってたのがだいぶ柔らかくなってきた。
上の歯が下りてきたことはいいけど、奥から2番目の歯は根っこに膿があるためか、噛み合せがきつくなると歯が浮いてきて、疼いて痛い。
以前の歯医者もこの繰り返しで、歯型を取って当たるところをほんの少しだけ削る。でもまた痛くなると削る。そしてマウスピース。
この治療だとエンドレスだと、西村先生は言う。
私もそう思っていた。抜歯するまでこれは続くのだろう。顎関節の手術するか、諦めしかないのだ・・・と。
それが、西村先生は、大丈夫だよ!と、レーザー治療をしてくれた。
レーザーを歯にあてること10分。
ちょっと熱いな・・ジンジンする感覚もあるかなあ・・・くらいで全然痛みはない。
それから、数日たつと痛みが消えてきて、へえ~不思議なもんだとビックリした。歯の根っこの痛みが消えた感じ。
今日は2回目のレーザー治療。
西村先生は、この状態で、心が病む人もいる・・・と話されていたけど、私もその一人だったかもしれない。
歌や、コーラスのレッスンをしている時は夢中だから忘れているけど、それ以外は歯のことばかり考えていて、薬が手放せなかった。
以前の歯医者は私の治療にお手上げ状態だったので、暇な時は何件も歯科医検索ばかりしていた。
何軒も歯科に行ってみたけど、どこも歯の状態が悪いし、、選択肢は手術しかないと。
コロナ禍だけじゃなくて、歯にも憂鬱な毎日だった。
でもこんな家の近くに、素晴らしいドクターがいたとは・・・。
患者はひっきりなしで、朝は8時から、夜は9時まで、土日も営業です。
阿倍野の西村歯科医院、ほんとうにお薦めです。
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