昨日は日本クラシックコンクール予選でした。高校生の部、声楽で2名の生徒が出演しました。
コロナ対策で中止や録画提出審査になる場合が多いところ、このコンクールは付き添い2名まで観客席で聞けたので、行ってきました。
東大阪市のライティホール。キャパ300ほどのこじんまりした室内楽ホール。聞きやすそうで音響もよさそうなんでほっと・・・。
トップバッターの中学生がとても落ち着いて立派に演奏せれたので、あらまああ~素晴らしい!レベル、上がったかしら・・・。
ピアノ伴奏者が男性で、非常にいいアシストされていて、曲の理解も適格で、歌心を引き出して、聞きほれてしまう。
この方はプロ相手に弾いている人なんだろう。10名ほどの方を弾いてられた。
コンクールとなると伴奏ピアノの扱いも加味されるだろうなあ・・・。
高校生になると、やはり個性が出て、まだ勉強途中で喉で歌って体が使えていない人もあったけど、おおむねレベルはそこそこ高いように感じた。
肝心の月花ちゃん。前回長江杯で2位受賞しただけあって、声は天井によく伸び響き、歌う姿勢も美しく、結構歌いにくいスカルラッティの「恋する蝶のように」を難なく仕上げていた。頭一つリードだなあと弟子を自慢。
もうひとり、高校卒業で音大目指す生徒も頑張ったけど、まだ習いだして4か月。
勢いで歌ってしまった感じがあって、私にすればあれもこれも注意しなければ・・・と気になること満載だったけど、
まあ、いい声をしているので、かえって得点は伸びていた。演奏を後ろの客座で聞いていると出来ていないこと、舞台マナーなど、よくわかる。
コンクールはそう意味でも利用したらいい。審査の点数はまったく充てにならないので一喜一憂することはない。
これから来月の本選に向けて、二人の曲選びに悩みます。
申し込みは来週。週末は慌てて二人のレッスン予定をいれた。
本選は厳しい戦いになるだろう・・・。強い集中力、深い呼吸、空気間を感じる、
先生にとっては選曲が大事で、その子の持っている個性が光る曲を選べるか・・・。
10月のコンクールが終わると、いよいよ11月には私立の推薦入試が始まります。
あああ…私は全然自分の歌の練習が出きてないし、私の歌は下手になる一方。。。
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