自粛生活を終えて

コロナ禍に揺れ動いた4か月でしたが、ようやく明日、ヤマハ教室の「歌の会」が再開し、すべてがコロナ以前の状態に戻ります。それでも、コロナ感染脅威は続いていますし、東京の感染状況は益々酷くなる一方で、いつ大阪に飛び火するか、戦々恐々とします。

それでも、日常が戻ってきて私は嬉しいです。

 

自粛期間が終わったとたんに、声楽の生徒さんのレッスン予約が立て続けにあり、急転直下、私は忙しくなりました。それどころか、6月に入って新規の生徒さん入会が2名あり、今週もコーラス関係の方の個人レッスン希望が2名。来週も体験レッスン申し込みが1名・・・。と私自身、訳がわからないこの情勢に唖然としています。

コロナ禍の時期、声を出す歌はご法度と言われたのに、この反動は何なんでしょう。

それに、もう10年以上声楽を続けてきた人にも変化が・・・。

このままでいいのか・・・。

自分の歌を見直したい・・・。

もう一度初心にかえって「Caro mio ben」から練習したい!という人も。

皆、このコロナ自粛期間に色々と思い悩んだんだなあ~と改めて思いました。

人それぞれあるけど、結論は「歌いたいんだ!自分の歌を」

今年も受験生が2人います。これから夏が勝負です!

 

先日の大石道場の師匠が提案する「ソーシャルディスタンス唱法」を借用して、私も、「身体が歌う!」を合言葉にレッスンしていきます。

結局のところ、声楽は自分の体と向き合うところから始まります。

声を張り上げるのでなく、身体の反応に耳を傾ける!

自分の身体が歌う歌!