第15回発表会が終わりました

小雨降る中でしたが、大勢のお客様にお越しいただいて発表会が終わったことに感謝しています。

私一人ですべての準備をしているので、当日まであたふたして、今年は看板まで作ってリハーサル前日まで深夜作業をしていました。

その中で、自分が歌う全8曲を、時間が足りなくて6曲に絞って暗譜して、ほぼ1週間の期間で、おおかた楽譜をちょい見で歌えたことに、まず自分で自分を褒めています。やろうと思えば1時間でも暗譜できる・・・と!

 

肝心の発表会は、皆さん、演奏がぐ~んと良くなっていました。そしてマナーもよかったです。

当日はできる限り、講師の先生方に裏方のスタッフを任せて、私は客席で生徒さんの演奏ぶりを聴くことにしました。

演奏は、それぞれの個性、性格が表れますね。子供たちの中には感性豊かな表現力で音楽に身を預け、ピアノを楽しんで弾いている生徒さんもあり、これからが楽しみだなあと感じました。

オープニングの子供たちの合唱は、今年は振り付けをして「手のひらを太陽に」を歌い、1回だけ生徒さんに集まってもらって全体練習をしたのですが、皆な和気あいあいと打ち解けて、元気に明るく歌って可愛かったです。

生徒さん同士が仲良しです!

 

二部はベルクールの演奏からスタートです。

9月1日に初ジョイントコンサートを予定しているので、その予行練習というか、試験段階でのステージで、ステージ上での出来を試したかったのですが、まあ、これはいろいろな面でこれから熟考の余地ありです。

動きを制限した方がいいかなあ。

演出舞台監督をするものがいないので、私が歌ってしまうと全体を見て判断できないので、非常にスリリングな舞台になり、やはり私は指揮に徹した方がいいかなあと思えました。

 

ソロは今年は中学生、高校生と初々しいメンバーからスタート。

こちらも性格が表れていますね。

これからどう変貌していくか楽しみです。

 

大人の方で初めて歌ったTさんは、前日のリハーサルから堂々とした演奏で、舞台上でも歌詞を頭にいれて、言葉を表現していたのにはお見事でした。

あとは常連組ですが、私が客席で聞いていた限り、立ち位置が微妙に声に影響すると思いました。

良く響くホールなので、後ろでも大丈夫なのですが、素人の発表会では、半歩でも前の方が、声が飛んできます。

 

ピアノのHさんは5回出場なのですが、小さい体で小さい手でよく頑張って弾いてられるのですが、どうしても頑張って弾いている感じが拭えずにいたのですが、今年は音色が柔らかくなって、ピアノが美しく聞こえだしました。講師の先生の指導の賜物でしょう。

 

後半は自分の演奏があるので客席でじっくり聴いてあげれなかったのが残念です。

毎年、自分が発表会でトリで演奏するのをやめよう!と思うのですが、ゲストを呼ぶよりは、私の歌を生徒さんがたに聴いてほしいと思うこともあって、頑張って(疲れた体で)歌っていますが、年齢も上がってきて、それにまだ声帯も硬い状態なので(これは治るのかなあ)楽に歌うことはできず、声帯を精一杯伸ばして体を振り絞って歌っています。

 

うちの生徒さん方は皆さん仲良しで、打ち上げも深夜まで盛り上がりました。

レッスン裏話や、日ごろ聴けない話がお酒の力も借りて暴露して、もう大笑いでした!

 

もう、すぐに次のレッスン予約や、曲の相談のメールが殺到しているので、発表会効果は抜群です。

 

それから、以前から生徒さんの提案もあり、このたび声楽のレッスン料をアップすることにしました。

ほぼ10年以上ぶりの改正です。ワンレッスン1時間当たり5000円にしました。(お気軽レッスン希望の方は30分:3000円)

まあ、元々世間の相場より安いことはわかっていたのですが、懐具合の悪い、若い人のことを考えるとなかなか改正しづらくいました。

しかしここはちゃんと衿を正して、世間並みの額にさせて頂きます。

曲をたくさん勉強してきて、どうしても上手くなりたい!とやる気をみせる攻める姿勢で、レッスンが1時間を超えた場合でも、この額で結構ですので、沢山勉強してスリリングなレッスンにしてくれることを歓迎します。

私もそうして先生にへばり付いてレッスンしてきてもらった人なので。

 

これから、CDダビング作りに入ります。演奏の録音を聴いて、それぞれの課題を見つける材料にしてほしいです。