今年最後の生徒のレッスン

(この写真は記事とは関係ないのですが、森は生きている娘役のレッスンを終えた後、大石哲史さんとレッスン場所を提供してくれた中島貴子さんと!今年の記念に載せておこう!)

 

さて、今年のブログを書き終えたつもりでいたけど、嬉しかったので書いておく!

12月から引き受けた受験生。来年は高3でこの冬が勝負になる。

年末にもう一度レッスンをしておこうと、急遽昨日、呼び出した。

音高のピアノ科から大学は声楽志望に進路変更したいらしい。

音高の声楽の先生に習えばいいものの、そうもいかなくて頼まれた。副科の声楽しか取っていなかったので、声楽のレッスンは初めて。

あと1年。彼女には猶予がない。

私も引き受けた以上なんとか希望する大学に入学させたい。

と言えどもどれだけ伸びるか先は読めない。

 

「どんな声がいいのか」「どういう風に歌えばいいのか」

まずは、声の良し悪しを判断できる力を身につけなくてはいけない。

声楽は息の芸術だ。声に息が流れているか、そこが注目点。

息の力で音程を取る。では息を流すにはどうすればいいのか・・・。

そして姿勢。姿勢が決まらなければ声は出ない。日頃の姿勢から見直していかなければいけない。

今の声が良いか、悪いか、本人が理解できるまで何度も注意する。

 

昨日は3回目のレッスン。1回目はEの音で詰まって声がひるんでしまっていたが、昨日はGisまで出るようになった!調も高声用に変更する。

全ての声の響きが以前とは別人のようになってきた。

素晴らしい!

これならなんとか引っ張っていけるかなあ~。

今年最後にいいレッスンで締めくくれたので、私も有頂天!

 

さて、いよいよ、今年も残すところ明日のみになりました。

今年は私も辛いことの多い一年でしたが、皆様に支えられて、こうしてレッスンが出来、歌えることを感謝しています。

来年も引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。