教え子のリサイタル

今宵は京都御所の隣にある府民ホール・アルティへ、邦楽の植梶寿子さんの初リサイタルを聴きに行ってきました。

植梶寿子さんは私の教え子です。私はまだ大学生のころで、第1号のピアノの生徒さんでした。当時お世話になっていた、今の京田辺音楽家協会の会長、山田先生から紹介された生徒さんで、まだ5歳くらいだったかしら?

とっても可愛くていつもニコニコしていて、おしゃべりが大好きな子供さんでした。私が結婚して大阪に出る頃まで教えていました。

お母様がお琴の先生で、私も何度か筝曲の発表会を聴かせていただいたり、私も声楽のコラボで誘っていただいたりしていたのですが、今回リサイタルのご案内を頂いて聴きに行ってきました。

小さい頃の面影を残しながらも凛々しく立派になられていて、感無量でした。

アルティのホールは600くらいのキャパがあったと思うのですが、満席でした。柳川三味線という京都でのみ継承されている三味線と琵琶とのコラボも興味深かったです。

1部は銀の屏風の前、青い毛氈の上、黒留めそでの正装で格調高く正座をして筝と唄いの演奏で、2部は白いドレスとパンツ姿で椅子に腰かけ、中国琵琶と柳川三味線の合奏でした。

いつもクラシックで慣れ親しんでるものにとっては舞台が不思議な空間になり、落ち着いた静かな響きの中、シルクロードを旅しているようでした。

今まで研鑽を積んでこられ初リサイタルを開かれ、ほんとにおめでとう!と言いたいです。お母様の後を引き継ぎ、また新しい道を切り開き、これからも活躍を期待しています!

 

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コメント: 2
  • #1

    植梶寿子 (水曜日, 24 10月 2018 22:12)

    先生、この度は私のリサイタルにお越しいただき、誠にありがとうございました!
    このサイトを偶然見つけたので少しコメントを書きました!あとはお手紙にて書かせていただきます(^-^)

  • #2

    磯島朋子 (水曜日, 24 10月 2018 23:05)

    まあ!寿子ちゃん、見つけてくれてありがとう!
    素晴らしかったですよ!あの寿子ちゃんがこんなに立派になられて~!
    と感無量でした(^^)/。