リズム感

音楽の3要素というと、メロディ、リズム、ハーモニーですよね。

音楽を演奏するのにこの3要素はどれも大切なことですが、アンサンブルをするのにもっとも大事なことはリズム感だと思います。

かの有名なバーンスタインは、音楽は全て2か3の拍子で出来ていると言っていましたが、リズムの刻みが拍子感を作っていきます。

2拍子系なのか、3拍子系なのか、パルスが見えない演奏は、ただ音楽に酔っているだけ。

良い演奏とは言えません。

特にアンサンブルをするときは絶対に大事なことです。

テンポを乱さないで演奏することはかなりの統制力が要ります。

 

先日は、ル・プレザンの練習でメトロノームを使って練習することをかなりうるさく言いました。

きっちりリズムを刻めて歌えている人は案外いません。

それはメロディっくな曲でも同じです。

 

そして、今日のコーラスタイムの練習では、右、左と重心を交互にかけて体でリズムを感じて歌う練習を2時間ぶっ通しました。

右、左に体を気持ちよく振っている人がいますが、そうではなく、しっかりリズムを足で踏み込んで、4拍子の「2のパルス」を体に入れ込むことが大事です。

1月21日の合唱の集いで歌う「あの感じ」

とっても楽しい曲なんですが、非常に難しい。

リズムが刻めないと私がいくら必死になってタクト振ったってこのリズムに乗り切れない。

今日は徹底して足踏みの練習をして、ようやく最後には躍動感が生まれてきたかなあ~

音楽のベースは踊りなんだとつくづく思いました。

踊れないとだめだよ。

 

(蛇足)

今日は1時~4時半までのコーラス練習。

ずっと前に立ってステップ踏んで教えていた私が、もし万歩計を持っていたら何歩を示しただろうか~?

夫が今日は1万3千歩も歩いたぞ~と自慢していたけど、それじゃ今日の私は・・・?とコーラスの間の歩数を計ってみたくなった。